朝陽
ちょろっ
智咲の目の前に黒くて艶があって小さくて汚いところによく現れるアイツが通った。
そう。
ゴキブリ。
「ふぎゃぁぁぁぁぁ?!G様ァァァァァ!てめっ!この間僕が直々に手ェ下しただろォが何で現れるんだ糞がァァァァァ!」
「五月蝿いですよ、平助。」
プチ
智咲はうざかったのか、自分の履いていたスリッパでG様を叩き潰した。
「ぎぁぁぁぁ!じっ!G様のATフィールドが!中の汚物を守る艶やかなATフィールドがァァァァァ!」
「五月蝿いですよ、平助。」