大切な親友

私たちは、学校に着き、自分の席に着いた。

担任が教室に入って来て朝のホームルームが始まった。

「え～と体育祭の実行委員決めたいんだが、
　やりたいヤツいるか～
　いないなら、適当にあてるぞ～」

「えーーーーーー」
クラス中から大ブーイング
「男子誰かやれ」
「お前がやれよ」
こんな会話も聞こえてくる。

「じゃあ、今日は６月15日だから6番と15番な」
「えー6番俺だし」

クラスの人気者　大倉悠規の声だった

「悠規ガンバ」
「おう。で、女子誰？？」


私は、自分の名簿番号を確認した。