恋の確率





唯、クラスの奴らが変わっただけで、他に何も変わりやしない。



俺も、理数系を選ぶべきだったか。



小春なら、文系にすると思ったのだけどな。



「仲俣さーん」



名を呼ばれ、静かに振り向く。



「可愛いね。メアド交換しない?」



…男だったか。



「えっーと、ごめんね。無理なんだ」



顔の前で手を合わせて上目づかいで言う。



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