ありがちな青春物語

「じゃっ、明後日の部活でね。」


聡美は手を振って歩いていってしまった。




玄関の前。


「恋、ねー…。」


家に入ると、ふわりとよく知っている香りがした。


今日の夕ご飯はカレーのようだ。
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