みらくる☆ラブライフ!!
絵里にベタベタくっつきながら
掲示板のところから少し離れた
ベンチまで歩く。


そこには見慣れた顔が揃っていた。


「おせーよ!双子。」


「建!おはよ!」


「どうせ、美子の寝坊だろ。なぁ真那!」


「寝坊はしなかったんだけど支度が遅かったんだよ。」


「真那!なに正直にいってんの!フォローしてよ!」


そんないつも通りのやりとりをしていると、

新しい学校にきた感じが全然しなかった。
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