君の隣
「酔っ払って寝ちゃったんだよ」
優しく笑って、そう教えてくれた。
「…ひっ、尋人は!?」
でも、大事なのはいつものように、尋人に迎えの電話をしたのかどうか。
「絶対呼んじゃダメだ!!って泣くから呼んでないよ」
でも、酔っ払ってたあたしでも約束を破った事を覚えてたらしく、泣きながら止めたみたいだ。
ホッとしたあたしは、くれた水を喉に通した。
「なんで呼んじゃダメだった?」
気まずそうに聞くお巡りさん。
「…出張なんですよ」
「出張?」