[完]ヤクザが愛する女~Ⅰ~
「ハァ…」


「どしたの?ため息なんかついちゃって。」


「私沙璃と正反対だなって思って…可愛くないし地味だし…」


「はぁ!?」

素晴らしい程の声を上げた沙璃。

おかげで注目を浴びてしまった。


「あんたそれで可愛くないとかどんだけ贅沢なのよ!そんな格好してたら男共に食べられちゃう!」

そんな格好て…


そんなに地味?

私の服は肩だしのモコモコのワンピースにフンワリとしたミニスカート、それにショートブーツ。


「あんた龍司さんに何か言われなかった?」


「んと…外出禁止って言われた。」


そうだ。家を出る前に龍司さんに会った。

そしたら…

「外出禁止。」

と言われ部屋に戻されかけたのだ。


何とか説得をして来たのだが…

「当たり前でしょ!?」
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