[完]ヤクザが愛する女~Ⅰ~
「俺が夏愛を買う。いくらでもいい。絶対守って幸せにしてみせる。」


母親はビックリしたような表情をしていた。


「え…夏愛を…?」


「あぁ、いくらだ。好きな額を言ってくれ。」


「本当に夏愛を守ってくれるの…?幸せにしてくれるの…?」

「約束する。夏愛は俺の命に代えても守る。」


母親は涙を流した。


「夏愛…。ごめん…ね。こんな母親でごめんね…許してね…。」

母親は何度も謝り続けた。
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