[完]ヤクザが愛する女~Ⅰ~
「おーい、李久ー」
とクラスの男子が李久を呼んだ。

李久が「んあー?」と返事すると男子は「呼び出し。」とだけ答えた。

教室の入り口を見ると

赤茶の掛かった
ボブの髪にクリッとした
大きい目に150前後の
身長のした可愛いらしい女の子がいた。


一言で言って沙璃とは
真反対の女の子だ。

李久がその子の元へ
行くと何か話し始めた。

私と沙璃はその光景を見ていた。
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