[完]ヤクザが愛する女~Ⅰ~
『い…いえ…それが俺たちが見つけたときにはゴミ捨て場の前で倒れていて…』


それを聞いた瞬間龍司は
車の中にも関わらず

「ぁあ゙!?倒れてただと!?それで夏愛はどーした!?」

と大きな声で言った。

龍司の声の大きさ
驚いたのか電話の相手の組員は
『や…屋敷に連れて行きました。』

それだけ聞くと龍司は
電話を切り運転していた雷左に

「すぐに屋敷に向かえ!」

と伝えた。
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