Love Song~to The SKY~
学校が終わり、校門をでて少し歩いたところにいる愛しい人。
「じゅーん!」
あたしは携帯をいじりながら待ってる純の元に小走りでかけていき、覗き込むように純の顔を見上げた。
そうすると純は優しくほほえみ、あたしの頭をくしゃっとなでてくれた。
「まったー?ごめんねー」
「全然?学校どーだった?」
「面白いの!今日ねー、」
なんて、くだらない世間話。
純はおしゃべりな、あたしの話を楽しく聞いてくれて、笑ってくれる。
二人並んだその身長差がよりいっそう純をかっこよく見せていて、あたしは心臓がうるさいのに、慣れるのには一体どれくらいかかるのだろうかと、別のことを考えたりもしていた。