恋色オレンジ*2*〜ずっと青春〜
『彼女さん、行っていいって言ってたし、予定通り映画行く〜?』
っつーかマジ……何なんだよコイツ…
『お前マジで無神経っつーか…そんなんだから友達も出来ないんだろ?』
『えっ……』
『人の気持ちとか考えらんないの?迷惑とか分かんない?』
冷たい声で、吐き捨てるようにそう言うと、優花はまた瞳いっぱいに涙を浮かべて。
ゴメンナサイ、とつぶやいた。
だけどそんな言葉は、右から左に流れていって。
『俺、絶対お前のこと好きになることはないから』
悲しそうな顔でこっちを見つめていた優花に、俺はハッキリとそう言うと、その場に優花を残したまま…一人で歩きだしていった。