恋色オレンジ*2*〜ずっと青春〜



「ちょろいね、タクなんて」


「100万年早いのよ、私達と戦うには」



ミチとマナはそう言うと、はしゃいで疲れたのかその場に座り込んだ。


ちょろいって何だ、
100万年早いって何なんだよ。



訳はわかんないけど…

何だか高校時代に戻ったみたいで…すげー懐かしくなった。


周りを見渡してみても、特に何にも変わってない。

あの頃と同じままのこの景色。


ミチがいてマナがいて…そこで笑ってて。



一瞬、時間があの頃に戻ったような気持ちになれた。


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