舞う姫と星の王子

「ごめ～ん、咲のに時間かかっちゃって……」




「んで、咲は？」



「フフ～ン、待ってなさい男共！！びっくりするよ～！惚れちゃうかもよ～！！」




私は、走り疲れて廊下にしゃがんでいた



先に美希が瞬たちのところに行った



美希に「ここでちょっと待ってて」と言われて待っていた



美希が機嫌良く戻ってきて……



「さっ！咲行くよ！準備はいい？」




って、用意？



考えてる暇もなくまた美希に手を引かれ連れて行かれた





「お嬢様の登場で～～すっ！！」





引っ張られたまま瞬たちの前に立たされた





恥ずかしくて顔が上げられない……










「「……………」」