狂おしい程君を愛してるー月下美人ー


「こんなことするつもりやなかったんよ…。ほんまに…迷惑かけてしまって…ごめんなさい…」


「…傷は?痛む?」


優し過ぎて
あたしが困っちゃうよ。



「…うん。少し…眠れなくて」



「…俺…、ほんまに怖くて…
桜が死ぬんじゃないかって…

帰ってきたら、おまえは血だらけやし、床一面血の水溜まりみたいになってたし…

声かけても何も反応なかったし」



「あたしも初めてやった…
薄れていく意識の中で、ほんまに死ぬんちゃうかな…って思った」



澪音は少し震えていた。
怖い思いをさせてしまった。


あたしのアホな行動が
澪音を困らせる。
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