狂おしい程君を愛してるー月下美人ー



「桜の話、聞かせて」




あたしは着ていたワンピースを脱いだ。


「えっ、ちょっー…」



止めようとしたんだろうけど
時既に遅し。



澪音の目には
傷だらけのあたしの身体が
映っていた。



「……っ」






火傷の痕
青黒くなった痣
縛られた痕


そして
リストカットの痕
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