狂おしい程君を愛してるー月下美人ー


澪音が慌てて戻って来る。

そして耳打ちするように
小さく、静かに言う。


「部屋帰ってから聞くから。
おまえはもう何も入れるな。
わかった?」



何で…。
別にお金はあるのに…。



あ…、普通にバイトしてて
そんなにお金あるわけないか…。



帰るまでに言い訳考えなきゃない…。



「シンデレラ4本同時頂きました!ありがとうございまーす!」


あたしの卓にシンデレラの靴を
キレイに丸く並べる。


顔を上げたら
‘エース’と目が合った。


すごい形相であたしを見るおばさん。
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