狂おしい程君を愛してるー月下美人ー
いつの間にこんなに
ガリガリになってたんだろう…。
誰も何も言わないから
気づかなかった…。
だから佐藤さんはご飯に誘ってくれたのかな?
全然食べれなかったけど。
ーカツ、カツ、カツー
澪音の足音だ。
「おぅ、起きてたか。
水かお茶しかアカンて言うから
両方買うてきたわ」
何も言わないんだね…。
「ありがと…」
あたしは水を受けとった。
無言の空間が流れる。
先に口を開いたのは
澪音だった。
「何も気にせんでええから
俺がおまえを守るから」
あたしを守る?
こんな汚いあたしに
こんなに優しくしてくれて
住むとこまで与えてくれて
これ以上…
守るなんて…。
あたしはいつも誰かに欲されていないとダメなの。