BLUE
「なにがありがとうなの?」





「・・・なんでもないです。私を選んでくれて、ありがとうってことです」






そっと髪を耳に掛けて、ジュースをこくりと一口飲む。





このバスケ部は、なぜか分からないけどイケメンが揃っているのだ。






だから、先輩達を目的にバスケ部にマネージャーとして入部しようとする女の子達も少なくはない。





私は本当にバスケ目的だったけど。






でも私はきっと、そこら辺の女の子に比べて地味な部類に入る。





メガネもかけてるし、背も小さいし、これといって目立つようなことはない。





入部しようとして来ていた女の子の中には、明らかに私より可愛くて真面目そうな女の子だっていた。






なのに、先輩達は私を選んでくれた。








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