不良教師と私。




私は、聞こえなかったフリをして
横切った。



「あんた、稼いだ金あまってるんでしょ!
置いてってよ!!」



「…チッ」



私は、一旦へやに戻り
引き出しから一万円札を
何枚かにぎりしめ、それを
母親に投げつけた。



母親は、満足したように
男と奥の部屋に入っていった。




行く途中で2人の会話が聞こえた。








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