年下の彼氏〜翼story〜
彼女も彼女で、にこやかな笑顔を兄貴に振りまいている。




俺は、もう見ていらんなくなって




「先生、時間だよ」と、二人の話を中断させた。   




…でも、俺、気付いてしまったんだ。




今日の彼女はおかしい、ということを――。




家へ入るなり、なんか暗そうな顔してたし、なんかあったような、そんな気がしたんだ。




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