ヴァンパイア王子
「お楽しみはこれからだろ?」
「な・・・っ何言ってるのよ!
夜神くん離してよ・・・っ!」
夜神くんが手に牙を掛けようとする
「う・・・夜神くん・・・やだぁ・・・」
ダメだ、泣きそうだよ・・・
「夜神く・・・ん」
夜神くんが私の事をずっと見た
「な・・・に?夜神くん・・・」
「やめにしない?」
「え?」
「だから、その夜神くんっての。」
「何で?
夜神くんは夜神くんじゃん」
「そうだけどさ、聞いててイライラする」
「意味分かんないよ・・・」
「怜って読んで?」
「・・・」
「読んでみ?」
「・・・夜神くん」
「おい」
怒りを露わにする夜神くん
いきなり怜って呼べとか
意味不明なんだけど
「夜神くんは夜神くんだからいいじゃんか」
「俺が嫌なの」
「知らないよっ」
知らないふりをして外に逃げようとした私
夜神くんの隙をついて
玄関まで走った
でもすぐ捕まった