ヴァンパイア王子
少し気を抜いた瞬間
「――――ッ!」
首に埋まる牙
「あ・・・」
《ジュル・・・》
「ぅ・・・あっ・・・」
何なの!これは!
嫌ー・・・
助けて誰か
助けてー・・・
“あたし”が“あたし”で無くなる前にー・・・
早く
早く
そのとき夜神くんと目があった
「・・・っ!」
すぐに目をそらした
「こっち向けよ」
無理やり顔を自分の方にやる夜神くん
「や・・・」
「いいじゃん、その顔そそるよ?」
ニヤ付きながら言う夜神くん
「ば・・・バカじゃないの!変態!」
「いーから」
強引に夜神くんは私の顔を自分の方に向けた