年下の彼氏
「翼くん……」



と、彼の首に手を回そうと翼くんに近付いたとき――


「ただいまー」
と、玄関から声がして、トントントンと、リズムよく階段を上がる音がした。



その音は、翼くんの部屋の前でピタッと止んだ。




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