年下の彼氏
でも、長時間、こんなことしてる訳にはいかなかった。


『コンビニに行ってくる』と家を出てから、もうすでに、30分が経過していたから――。   



本当は、私だって、もう少し翼くんと一緒にいたいけど、仕方ないもんね。



そんな我儘なんて言えないし…。



「じゃあ、本当に、このへんで!また金曜日にね〜!」


「おやすみー!」



互いに姿が見えなくなるまで手を振った。 




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