秘密の恋愛レッスン

「・・・!?」
不意打ちのキスに戸惑ってしまう。
でも・・・
すごく優しいキスだった。
「何?嫌がらないの?」
「・・・だって」
・・・嫌じゃなかった。
って!私、今何て思った!?
「だって・・・何?」
「な・・・何でもない!」
「嫌じゃなかった・・・とか?」
「ち、ちちちちちちちがっ!」
「・・・ぷっ」
「何よ!」
「いや?分かりやすいなって思って」
「はぁ!?」
もしかして・・・
見透かされた!?
「・・・帰るっ!!」
私は、一言放って急いで教室を出た。

路地に着く途中、ドキドキが止まらなかった。
静まれ心臓!!

もしかして・・・
本当に好きになっちゃった!?
< 7 / 141 >

この作品をシェア

pagetop