極道夫婦―18歳の恋戦―【完】
拓馬にコルクを抜いて貰い、2人で乾杯し、無言で呑み進める。

私は苦手だが、冷蔵庫にブルーチーズがあった為、拓馬にあげ、私は内線で、組員にピーナッツを持って来て貰った。

途中、立ち上がって、夏輝を布団の中に入れ、兄貴にタオルケットを掛けた。

ジャケットを脱がせ、ネクタイを外すのに苦労したけど、2人の寝苦しさが解消されたっぽくて満足。

私がふと拓馬を見た刹那、何かを鞄に隠してた。

私は“まぁ良いや”と知らんぷりをし、拓馬とワイン3本も空けてしまい、気付いたら爆睡していた。




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