極道夫婦―18歳の恋戦―【完】
優「夏輝に会いに来たの。
ずっと、会いたかったのよ?」



夏「俺は会いたいと思った事がない。お前、自分で兄貴を選んで消えたんだろ」



私はどうしたら良いかわからなくなり、俯き、両手で握る夏輝の指を弄る。



優「その子…愛理華さんと付き合ってるから、そんな風に言うの?」



夏「愛理華は関係ない。
でも、真剣に付き合ってる。お前とみたいな、大学生活の一コマじゃねぇ。わかったら帰れよ」



夏輝がそう言うと、優奈さんは悔しそうな顔をして去って行く。

私はため息を吐きながら拓馬を見た。
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