極道夫婦―18歳の恋戦―【完】
夏『はい』



愛「私…」



夏『わかってるけど、どうかしたか?』



愛「和室に今…麻川優奈さんがお見えです…」



私がそう伝えると、ガチャと内線を切られた。

私は受話器を戻し、和室に戻る。

私は何故かずっと明るい表情の拓馬を見ながら、夏輝を待つ。

足音が聞こえたと思えば、襖がバンッと開かれた。

そこには怒り顔の夏輝。

夏輝は私の隣に座ると、私のお茶を一気に飲み干した。



夏「今更、何の用だ」



夏輝は優奈さんを睨む。

しかし、優奈さんを見て笑顔。

私が夏輝のジャケットの袖を掴むと、夏輝はチラッと見て、手を繋いでくれた。
< 112 / 201 >

この作品をシェア

pagetop