極道夫婦―18歳の恋戦―【完】
しかし、桜の木に気を惹かれた。

蕾の付いた木の中に、一つだけ咲いてた花。

私はその花を携帯で撮影し、資料室を目指す。

しかし…お腹に違和感。

生理痛に近い痛み。



愛「来た…?」



何か、お腹が張り、下がって来たような気がする。

私はお腹を撫で、「ベビタン早く会いたいね」と声を掛けながら歩き出すと、ビビビ…ッと、頭にある事が浮かんだ。

私はニヤニヤと笑いながら、夏輝の元へ。



夏「何か嬉しそうだな?」



夏輝に見破られるかのように言われたけど、「内緒」と返す。

陣痛は痛みを増し、私は助産婦さんに連絡をし、自宅の一階にある和室へ夏輝と行く。
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