極道夫婦―18歳の恋戦―【完】

ママは強いんだ




また月日は流れ、今日は予定日。

なのに、生まれる気配は全くなく、私は家の中をうろちょろ。



母「落ち着きなさいよ;;」



夏母「そうよ?初産は遅れるって言われてるから」



夏輝のお母さんもいてもたっても居られず来てしまったらしく、昨日から泊まって居る。

「“おばあちゃま”と呼ばれたい」と、元の夏輝の部屋に通した時に言っていて、夏輝はドン引きしていた。

私は嫁として、何も言いませんけど……夏輝と同じような事は思いました。

…口が裂けても言えません!;;

退屈な私は夏輝の所に行こうと庭に出た。
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