極道夫婦―18歳の恋戦―【完】
ーーバシャッ

母親は何も言わず、ソファーに座ってる岡田幸子に水をぶっかけた。

ーーバシャーンッ

バケツに残ってた半分はじいちゃんに。



祖父「何をしてるんだ!!」



母「それはこっちの台詞だッ!!
黙って聞いてれば、愛人だ?従妹だ?汚らわしいのよ―――ッ!!!」



…さすが元レディース総長;;

迫力が凄まじい。

俺は最後の切り札である拓馬を見た。



拓馬「岡田さん。白石の任務は、昨日付けで契約解除をさせて頂きました」



真「…は?」



拓馬「本日からは、氷野米組の若頭の氷野米雄也さんを中心に、動いて貰ってます」



拓馬がそう言うと、岡田真桜は頭を抱えた。
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