極道夫婦―18歳の恋戦―【完】
雄「もしこれ以上、愛理に何かしたら、じいちゃんやあんたらのこの秘密、資料ばら蒔いてやるからな」



俺は資料の一部を見せる。

莫大な資料に、じいちゃんは床にストンと、尻餅を付いた。



祖母「任せない。今日から会長は私がやるわ。慰謝料の代わりに、氷野米組は私が貰うから」



母「私がサポートさせて頂きますね?」



祖母「助かるわ。ありがとう」



…俺の手柄なんだけど…;;

女って、怖い;;

俺は顔を引きつらせながら、拓馬に謝礼金を渡す。

すると、リビングの扉がガチャッと開いた。

そこには、夏輝と愛理が、手を繋ぎながら、立って居た。



―雄也 SIDE END―




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