あなたのこと待ってる・・・
そして、ついに放課後になった。
悠太と、一緒に教室を出た。
学校から少し離れた公園で、止まった。
「百合、待たせてゴメンな」
「本当だよ。すごく待ったんだからね。」
「百合は、変わってないな」
「悠太は、すごく変わったね。特に髪型とか」
「似合ってるだろ」
「まぁね。最初は、誰かと思ったよ」
「そんなに、変わった?」
「変わったよ。昔も今も好きだけどね」
「百合、目つぶって」
私は、悠太の言うとおり目をつぶった。

