あなたのこと待ってる・・・

悠太が、初めて顔を上げた。

すると、ビックリした表情でこちらを見た。

席に着いてから私にたずねてきた。


「百合?」

「やっと気付いたの」

「本物だよな」

「本物に決まってんじゃん」

少し、会話をした後担任の話を聞いた。


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