悪魔な彼と甘い恋
「俺、悪魔だから。」
不意に、彼が言った。
その言葉に、私は耳を疑う。
「あ・・・く、ま?」
「そ。悪魔。」
「って・・・あの、悪魔?」
「そうだよ。俺の名前はリオ。愛梨・・・これから10日間、よろしくな?」
どうして私の名前を知ってるの?
10日間って?
彼と話していても、色々と疑問が増すばかり。
「えっと・・・悪魔って、冗談だよね?」
だって、信じられないよ・・・。
こんなカッコイイ人が悪魔だなんて・・・。