【 価 値 観 恋 愛 】17ページ


すると、望はクスッと笑って、足が止まった。



「望?」



俺も止まる…

…やいなや。



ぐいっ。



横から、肩のところを望に、引っぱられた。



チュッ。



俺の頬に、やわらかい感触。



望の唇が……?

俺のほっぺたに……。



ぼん!



さらに赤くなる俺に、望は耳元でささやいた。




「こういうこと。でしょ?」



「ちっ…!」




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