永遠の翼
「これで・・・わたしの役目も終わりですね。


間に合ってよかった・・・


これで、私は心置きなく還れる。


ありがとう・・・優子。


あなたがわたしのことを忘れていても、とても楽しかったですよ。


この1年間は、わたしの大切な宝物です」


帰り際、茜が呟くのが聞こえた。


でも、何を言っているのかまではわからなかった。




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