先生は蒼い瞳の狼くん






まずい


多分、ここにいたら…瑠花にあれこれ聞かれてしまう


それなら…逃げるが…勝ち…?


そう思い私は、椅子から立ち上がる



「どうしたの?」


「た、タオル…洗ってこよう…かなって」


「サラ、逃げる気?」



目を細めて、私を見る瑠花の視線をあえて見ない


見たら、ダメ


気迫に負けてしまうから…



「じゃ、じゃあ!洗ってくるね!」


「あ、ちょっと!!」


そう瑠花の叫ぶ声を無視して私は急いで、水飲み場に向かった




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