先生は蒼い瞳の狼くん





な、なんで後藤くんがいるの?


あ…いや、登校時間だからいるのは普通なんだけど…


声を掛けられるなんて思ってなかったから、突然の事にドキドキする




「お、おはよ」


「おう!なんか死んだような顔して歩いてたから、走って脅かしてびっくりさせようかな~ってな!」



「…え」


死んだような顔?


「私、そんな顔してた?」


「してたしてた。この世の終わりみたいな」



う、うそ…


傘を持つ手とは、違う手で顔を触ると、後藤くんが声を出して笑う



「あはは!顔もそうだけど、どちらかと言えば目が死んでたかな」



「そ…そう」


目…それは、もうどうしようもない


半分諦めると、後藤くんがそっと私の顔を覗き込む



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