先生は蒼い瞳の狼くん





「あ、サラ!来たよ!」


「う、うん」



体育館の入り口から次々に入って来る相手の生徒達を瑠花に言われてみた瞬間だった―…




「…………あ」



ドクンッと胸が大きくなる


そして、それと同時に金縛りにあっているように身体が動かなくなる



紺いろのブレザーに赤と青のチェックのネクタイ



胸刻まれている、あの校章―…



「………っ」


「…サラ?」



そして、見覚えのある沢山の顔…忘れもしない…


……あいつらだ…っ



ギュと、反射的に前にいる龍之介くんの制服を掴むと彼が私を見る


「なんだよ…って…サラ?」



私の顔を見るなり、驚いたように彼が振り向く


「ん?龍之介?サラがどうかしたの?」


「いや、なんか様子が…」


「え…サラ?どうした?」



私の顔を覗き込み、瑠花は龍之介くんと顔を見合わす



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