先生は蒼い瞳の狼くん






「………っ」



どうして…あいつらがいるの…



なんで、こんな事になるの…



唇を無意識に噛んで感じる痛みより、それ以上に私の胸が痛い












『来るな』


『あいつと、話さないほうがいいぜ』


『泣いてるし、まじウケる』












張り裂けるような痛みに、甦る記憶…



わたし―……



「サラ…」


「っ」


私の背中を軽く触り、耳元で瑠花が私の名前を呼ぶ声が聞こえる


「る…瑠花…わたしっ」


こんなところにいたくない、あいつらに会いたくない



あの人達を…見たくない



消したくて、消したくて仕方がなかった人達


大嫌いで…大嫌いで






やっと…解放されたのに…なんで…



また…会ってしまうの―…




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