先生は蒼い瞳の狼くん







二度と会いたくなかった、姿なんて見たくなかった…






わたしの…












前の学校の…同級生たち―…












「…っ」


「サラ」



黙り込んだまま話さない私に龍之介くんがそっと、口を開く



「お前、震え過ぎだって」


「…っ」


制服を掴んでいた手を包むように離され、信じられないくらい


小刻みに震えてる私の手


「ぁ…っ」



なにか…なんでもいい…言葉を言いたいのに、震える身体を押さえるのが精一杯で…


小さく頷くと、瑠花と龍之介くんがお互いに顔を見合わせる



「サラ…なんで、突然こうなったのか分からないけど…取り敢えず、保健室で休んできな…?」


「……っ」



「顔だって、いつもと全然違うし…落ち着くまででもいいから」



背中を数回触り、その手が少し暖かくて…涙が出そうになる



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