先生は蒼い瞳の狼くん




まるで、品定めされるような視線…



『よそ者だな』


『だな!』



受け入れられない言葉



『こいつの隣り嫌なんだけど。お前さ席変わろうぜ?』



そう言う…男子生徒の台詞に私の心は痛かった



悲しかった、苦しかった…













だけど―…そんな私を支えてくれたのは、その時に担任になってくれた女の先生と、保健室にいた年配の先生



そして、男子生徒とは違って…珍しい者を見る視線じゃなく、普通に私と仲良くしてくれた…女子生徒だった―…




だから、男子のどんなキツイ言葉にも…我慢出来た


耐える事が出来た



人の噂はなんとかって言葉の通り、すぐに終わる



そう思って、高校生活をしていたのに…





ある事をきっかけに…わたしは独りぼっちになってしまった―…




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