先生は蒼い瞳の狼くん




「え、…なんで?」



いや、嬉しいのだけど…そう言っていきなり否定されるとは思ってなかったから意外―…



「別に根拠はないけど…動物的なカンってやつ?」


「…そ、そうなんだ」



まぁ、もし付き合うとかなったら反対だったから


興味がないなら、それでいい



「そんなことより、サラちゃん?」


「え?」


私に近づき、その口元をニヤつかせる



「どうだったの?二人きりの保健室!」


「…あ…いや…」


「誤魔化してもだめ!私には分かるんだから!」



人差し指を私に向けてその指が私の頬をグリグリとつつく



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