先生は蒼い瞳の狼くん
先生、泣いてる…の?
「母さんが亡くなって、俺の心の中はただ後悔ばかりだった…」
「………」
「だから…今だに、受け入れられないんだ」
「え?」
「母さんが、亡くなった事が…認められない…二年立つ今も墓にもいけなくて、思い出すたびに苦しくなる」
……っ
もし、かして、先生がたまに切ない顔をするのは…お母さんの事を考えていたから…なの?
「…先生っ」
「サラより、母親の死を認められない俺の方が子供なのかもしれないな…」
そんな…っ
私を抱きしめながら震える先生が、以前見たように小さくて、壊れそうで、消えてしまいそうで…
ギュウ―…
「っ!?」
私は先生の腕から離れて、自分の胸元に先生を力いっぱい抱きしめた
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