先生は蒼い瞳の狼くん






自分の部屋着くと鞄を適当に放り投げその拍子に鞄から数冊のノートが床に散らばるが、私はそれを無視して制服のブレザーをハンガーにかけそのままベッドにダイブする


「………」


なんか、今日は凄く疲れたな


ノートを書くのもそうだし、何より放課後の事が最大の原因だ





先生ってば…意地悪ばっかりしてさ


しかも、色々と距離が近いし




か、可愛いとか…平気な顔して何回も言うし。やたら触ってくるし




ベッドで普通に寝てて、落ちるし………




「………」




でも………


「先生の目…綺麗だったな」



どんな事よりも、私の記憶の中には先生の瞳の事が鮮明に思い出される



嫌いって、言ってたっけ…



なんでだろう…


そう言えば色んな話しはしたけど、ちゃんとした理由は先生言わなかったな




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