先生は蒼い瞳の狼くん
「それに、冬休みの寮って残る人数少ないから凄く寂しいよ?」
「でも…もう出しちゃったから」
私がそう言うと納得いかないように、唸りながら近くの椅子をひき、そこに座る
「次の休みは絶対にサラと残ってやる」
頑として言う瑠花に笑い返すと、クラスメイトの一人が私達の元にやってくる
「瑠花、なんかお前に用事あるってヤツが来てるんだけど」
キョトンとして私と瑠花が廊下を見ると一人の男の子が立っていて私達を見るなり頭を軽く下げた
こうゆうシチュエーションってもしかして告白とか?
瑠花ってばやるんだから
そう瑠花の腕をつついて笑うと軽く睨まれる
「違うから、絶対」
「まだ何も言ってないけど」
「顔見れば分かるから!」
瑠花はそう言うなり、めんどくさそうに廊下に行き何やら数回言葉を交わしてから歩いていく
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