先生は蒼い瞳の狼くん
「同級生?」
「うん」
「それって前の高校のか?」
龍之介くんの言葉に首を縦に数回ふる
「私ね、生まれた所は結構田舎で幼稚園から中学生までクラスの変更とかないエスカレーター式の学校だったの…」
私がそう言うと、龍之介くんが振り向いて私は少し視線を外す
「ほら、その中でも、ムードメーカーって言うか良いヤツって言うか…上手く説明出来ないけど、その人に似てるから…男でも抵抗ないの、かも」
「ふぅーん、なるほどな。確かに後藤は良いヤツだからな」
龍之介くんに私は頷く
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