PRINCESS STEP


「…………やっぱり
霧夜と話そう…
一か八か……」


霧夜なら分かって
くれるかもしれない


菜智は手の平サイズの
レコーダーを見つめる


「………やるしか無いか」


決意を胸に菜智は
部屋を飛び出した




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